【画像解説】Discord(ディスコード)とは?始めるべき5つの理由

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「Discord(ディスコード)って名前だけは聞いたことがあるけど何?」
「よくわからないし、他のツールでいいや」と思っている方、いらっしゃいませんか?
知らないままだともったいない!
Discordを使いこなせれば、楽しくお友達とおしゃべりすることができます。
私も日々忙しくしている社会人ですが、毎日ライターの集まりに自習室感覚で参加したり、週末にはDiscordを使って遠方の友人とオンラインゲームをしたりしています!

この記事では、

  • Discord(ディスコード)とは?
  • Discordを始めるべき5つの理由
  • Discordのインストール、使用方法【画像付き】

について、ご紹介します。ぜひ最後までお読みください。

Discord(ディスコード) とは?

Discord(ディスコード)は2015年、アメリカで提供が開始されました。もともとはゲーマー向けコミュニケーションツールとして開発されています。
ボイスチャットに特化しており、基本料金は無料です。最も注目すべきはそのリアルタイム性。まるでその場でおしゃべりしているかのような臨場感が味わえます。
スマホはもちろん、パソコンでも使用でき、スマホユーザーとパソコンユーザーが一緒にボイスチャットに参加できることも強みのひとつです。

Discord を始めるべき5つの理由

ここでは、Discordを始めるべき理由5つを紹介します。

  1. 無料でも時間制限がない
  2. 約束しなくてもいる人に声をかけられる
  3. 招待制の「サーバー」で気軽にコミュニケーションがとれる
  4. 画面共有が簡単にできる
  5. プライバシーと安全性に配慮されている

基本的に無料で利用できるDiscordですが、ボイスチャットに時間制限はありません
Zoomですと無料利用だと最長40分までですが、Discordはつなげっぱなしにできます。会話を止めることなく長時間楽しめますね。

Discordでは「フレンド」が、今ログインしているかということが一目でわかります。
事前に会う約束をしていなくても、自分がDiscordにいるタイミングでフレンドもログインしていれば、気軽に声をかけられるのです

Discordには、「サーバー」と呼ばれる、複数人が同時にコミュニケーションをとれるグループがあります。サーバーは招待制で、誰でも作ることが可能です。
例えば、あなたがママ友のサーバーを作って、お友達を招待することもできます。また、ママ友の中でも共通の趣味を持った人だけの集まりを作りたいと思えば、新しく用途にあったメンバーを招待するサーバーを作ればいいのです。

サーバー内でボイスチャットを始めれば、サーバーにいる人は誰でも自由にチャットに参加したり、チャットから抜けたりできます。
LINEのようにチャットのためだけのグループを事前に作る必要はありません。

また、サーバー内のボイスチャットにいる間は、マイクとスピーカーを常につなげた状態にすることができるのもDiscordの大きな特徴のひとつです。
もちろん、いずれもOFFにすることもできます。

おしゃべりをしていると、写真や動画など、相手にスマホの画面を見せたくなることがありますよね。Webでの集まりではすぐに見せるのは難しいことが多いですが、Discordではボタン1つで画面共有が可能です。もちろん、他のツールでも可能な自分自身の顔を写すこともできます。すぐとなりでおしゃべりしている気分になれますね。

Discordでは知らない人からダイレクトメッセージを受け取らないように、サーバーメンバー以外からのメッセージを受け取らないように設定できます。
フレンド申請についても、共有サーバー内の人や、フレンドのフレンドからしか受けないように設定が可能です。
X(旧Twitter)のように、まったく知らない人からいきなりフォローされる、ということは防ぐことができるでしょう。

Discord の欠点/注意点

コミュニケーションツールとして優秀なDiscordにも欠点はあります。
以下3つをご紹介します。

  1. 日本では認知度がまだまだ低い
  2. 無料版の最大接続数は50人
  3. 英語表記がちらほらある
  4. 知らない人から連絡がくることもある

アメリカで開発されたDiscord。2024年3月時点で、世界での月間利用者数は2億人を超えています。しかし、日本ではまだまだ認知度が低いのが実情です。サイバーエージェント次世代生活研究所が2024年に調査した世代別SNS認知率によると、DiscordはZ世代の認知率が61.8%あるのに対し、それより上の世代では26.5%に留まりました。

引用:サイバーエージェント次世代生活研究所が「2024年Z世代のSNS利用率」を発表!

一部のゲーマーや若者世代には知られているものの、InstagramやX(旧Twitter)のような社会的認知度は、まだありません。

Discordは無料版の場合、音声通話の利用時間は無制限です。しかし最大接続数は50人が上限となっており、Zoom(無料でWeb会議接続数が最大100人)には劣ります。

とはいえ、仲間内のおしゃべりという使い方を想定するならば、50人でも十分といえるでしょう。

もともとアメリカ発ということもあり、Discord内ではたまに英語の表記があります。とはいえ、普通に利用する分にはほとんど気にならないレベルです。

Discordでは、趣味にあったサーバーに自分から飛び込んでいく、という使い方もします。サーバー内であれば知らない人ともつながることができますが、そのアカウントが悪意のあるものだった場合、マルウェア感染、不正ログインなどの危険にさらされます。
こういったことを防ぐため、フレンド以外のDMを拒否する設定が可能です。事前に準備しておきましょう。

インストールしてみた【画像付き】

ここからはインストール方法をご紹介します。
手順はたったの4ステップです。ぜひインストールしてみてください。
なお、この記事での画像はiPhone(iOS)を使用します。

  1. Discordをインストールする
  2. アカウント設定①(電話番号/メールアドレス)
  3. アカウント設定②(表示名/ユーザ名/パスワード/生年月日)
  4. 初期設定

AppストアまたはGoogle Play ストアで「Discord」または「ディスコード」と検索します。(リンクを押すと、そのままDiscordのインストール画面まで飛べます。)
青いアイコン が目印です。「入手」をタップし、ダウンロードが完了したら、アプリをタップします。ログイン画面が表示されるので、「登録」をタップしましょう。

電話番号かメールアドレスの入力を求められます。
電話番号を入力するのに抵抗がある場合は、メールアドレスでの登録をおすすめします。

表示名、ユーザー名、パスワードの入力を求められます。
表示名はDiscord内で使用される名前です。日本語で設定できますし、他の人と重複しても使えます。あとから変更も可能です。
ユーザー名は半角英数字と記号が利用できますが、ユーザーを特定するためのものなのです。
他のユーザーと同じ名前は使えません。ユーザー名はあとから変更できないので注意しましょう。

次に生年月日を聞かれます。
これは、他のユーザーには表示されません。サーバーによっては参加するのに年齢制限を設ける場合があります。その際のチェックで使用されます。
生年月日は原則、変更できないので注意してください。

生年月日まで入力すると、ロボチェックが入ります。ちょっとしたパズルのようなものが用意されていますが、これはアカウント登録をロボットで自動的に作っていないかという確認です。悪意のあるアカウントの作成を防止するために行われます。

ここまで来るとあと少しです。
続いて通知設定、iPhoneの連絡先と連携して友達を追加するか、他のユーザーから自分のことを検索してもらうようにするか、プロフィール画像の設定となります。
これらはすべて、後で設定しなおせます。

ここでひとつ注意点ですが、「フレンドを探す」で「許可」をタップすると、スマホの連絡先がDiscordに同期されてしまいます。仮にDiscord で情報漏洩などが起こった場合はリスクとなります。必要がない場合はうかつに連携しない方がよいでしょう。

これでDiscordのインストールは完了です。
私の場合、ユーザー名を考える時間をいれても、5分もあればアカウント登録できました。

使ってみた【画像付き】

登録しただけでは誰ともおしゃべりができないので、ここからは実際に友達とおしゃべりをするための下準備として、以下の方法をご紹介します。こちらもとっても簡単です。

  1. フレンド追加
  2. フレンド申請承認
  3. サーバー作成
  4. サーバーに参加

ホーム画面に表示される「フレンド追加」または、右下のマイページ>自分のフレンド>フレンド一覧の右上に表示される「フレンド追加」をタップします。

フレンド追加画面が表示されます。おすすめは事前に友達のユーザー名を教えてもらい、検索する方法です。
英語表記になっていますが、下の「Find fiends(フレンドを探す)」は初期設定で出てきたスマホの連絡先とDiscordを同期するやり方です。先ほどもお伝えしましたが、安全性を考えると、不用意に同期すべきではありません。
ユーザー名入力画面に、友達のユーザー名を入力し、「フレンド申請を送信」をタップしましょう。「フレンド申請を送信しました」と表示されれば申請は完了です。

続いてフレンド申請が届いた場合の承認方法です。
承認が届いた場合、ホーム画面の「通知」でお知らせしてくれます。「通知」を開くと、申請者のアイコン、表示名が表示されるので、アイコンをタップしてみましょう。
すると申請者のホーム画面を見られます。念のためユーザー名が友達のものと一致しているか確認することをおすすめします。
友達のアカウントであることが確認できたら、「受け取る」をタップしましょう

承認はこれだけです。
承認後、「手を振る」をタップすると、そのまま追加したフレンドとチャットが楽しめます。

サーバーを作成すると、フレンドと好きなコミュニティを形成できます。簡単に作成できますのでぜひチャレンジしましょう。
まず、ホーム画面の左側にある「+」をタップします。
するとサーバーの作成画面が表示されます。テンプレートを選択すると、簡単に作成できます。作るサーバーの用途に合わせて選択してください。
今回は友達とおしゃべりすることを目的としたサーバーと想定するので、スクロールして「友達」を選択します。

次にサーバーの規模感を尋ねられます。こちらでも今回は「自分と友達のため」を選択しましょう。

サーバーのアイコン、名前を設定し「サーバーを作成する」をタップすると作成完了です。
そのままメンバーを追加という画面が表示されます。招待リンクが表示されるので、友達にリンクを共有して、サーバーに招待しましょう。

最後に自分がサーバーに招待された場合の参加方法です。
サーバーへの招待は、自分のフレンドにのみ送れます。届いた招待は、フレンドとのチャットで確認できます。
「招待を受ける」と「やめておく」が表示されるので、「招待を受ける」をタップ。するとサーバーのホーム画面が表示されます。これだけでサーバーに参加できました。

友達とDiscordを楽しんでみよう!

Discordを始めるべき理由とインストール方法をご紹介しました。
私も実際ボイスチャットを使用していますが、音もクリアで時間も無制限、おしゃべりに最適なサービスだと感じました。
Discordのいいところはなんといっても「その場でおしゃべりしている感覚」が味わえる、ということです。忙しくてなかなか対面では友達と遊べないあなたにこそ、Discordはおすすめです。
学生時代、用もないのに教室に残って、なんとなくそこにいる友達とぺちゃくちゃおしゃべりしたことはありませんか?
Discordではそんな臨場感あるおしゃべりオンライン上で体感できます。
ぜひ皆さんも、友達とDiscordでおしゃべりを楽しんでみてくださいね!

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